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足利市立御厨小学校

栃木県足利市の南部にある小学校です。 学校生活の様子、新着情報などをお伝えしています。

〒326-0338

 栃木県足利市福居町19番地

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2014年11月20日 (木)

校内人権週間 11月20日(木)放送講話朝会より

 おはようございます。

御厨小学校では、今週の月曜日から11月いっぱいまで、校内人権週間に取り組んでいます。例えば、先生と教育相談をしたり、みなさんも人権週間に自分が頑張ることを決めたり、友だちのいいところさがしをしたりしています。今朝は、校長先生から人権に関係するお話を放送でします。

 今から、66年前に世界中の人が安心して暮らせるようにということで、国際連合というところで、「世界人権宣言」が提案されました。この日を世界人権デーとして、世界中で記念の行事が行われます。日本でも12月4日から10日までの一週間を人権週間としています。

 人権という言葉は何か難しい言葉のように感じるかもしれません。

「人間が人間らしく生きるために生まれつきもっている権利」ということでです。人権を守るということは、国語や算数の勉強と同じようにとても大切な勉強です。

 人権を大事にするというのは、「自分を大事にするのと同じくらい周りの人を大事にする」ということ、「自分の嫌なことは他の人にもしない」ということです。

 逆に、人権を侵害するということは、いじめ・仲間はずれ・差別・暴力・言葉の暴力などです。けがをさせてしまうことも人権侵害です。

 一つの詩を紹介します。

  ぼくは 今 2年生です

  あまりべんきょうができません

  でも

  ぼくはぼくなりに

  生きています

  あたまはわるいけど

  がっこうがすきです

 これは群馬県の小学2年生の男の子が書いた「ぼく」という詩です。皆さんは、この詩からどんなことを感じますか。校長先生がすごいなと感じるのは、「生きています」というところです。皆さんの中に、「自分が生きているぞ」と感じている人がどれくらいいますか。「学校に行くのが楽しい」「学校が好き」と答えられる人はどれくらいいるかな。

 心から自分は「生きている」「毎日が楽しい」といえるために、皆さん一人一人の中にある「やさしさ」や「あたたかさ」「おもいやり」を大切にしてください。そして、一人でも多くの人がこの学校に来ることが待ち遠しく、「学校が好き」と言えるような友だちが多くなるように、自分でできることはないかなあ、とさがしてみてください。そうすることで、御厨小の誰もが幸せになれるでしょう。これで、お話を終わります。