足利市立御厨小学校
栃木県足利市の南部にある小学校です。 学校生活の様子、新着情報などをお伝えしています。
〒326-0338
« 2014年10月 | メイン | 2014年12月 »
4年生が11月18日(火)、19日(水)に群馬県東毛青少年自然の家で宿泊学習をしてきました。学校を出発し最寄りの福居駅から乗車し、太田駅経由し薮塚駅で下車し、徒歩で群馬県東毛青少年自然の家に到着しました。
初日のイベントはポスト探しゲームとキャンプファイヤーでした。ポスト探しゲームでは、班別にポストを探し山道を汗をかき、ゴール地点で疲労する様子が見られましたが、やり遂げたという満足感が伝わってきました。夕食後は、お待ちかねのキャンプファイヤーです。歌やフォークダンス、ゲーム、みんなでダンスを作り上げた「レット・イット・ゴー」などを楽しみました。
最終日、二日目のイベントは「うどん作り」です。職員の方にうどん作りの進め方を教えてもらい、粉をこねたり、ビニール袋に練ったうどん玉を入れ足で踏んだり、切ったりして職員の方にゆでてもらいました。みんな自分たちの作ったうどんをおいしそうに食べていました。4年生160人にとって学ぶことの多く、また思い出に残る二日間の宿泊学習になりました。
↓「レット・イット・ゴー」を歌い踊る子どもたち。とても盛り上がりました。
↓二日目、うどん作りの説明を聞く子ども。初めての体験にわくわく。
↓協力してながらボウルの中でうどん玉をつくる子ども。とても楽しそう。
おはようございます。
御厨小学校では、今週の月曜日から11月いっぱいまで、校内人権週間に取り組んでいます。例えば、先生と教育相談をしたり、みなさんも人権週間に自分が頑張ることを決めたり、友だちのいいところさがしをしたりしています。今朝は、校長先生から人権に関係するお話を放送でします。
今から、66年前に世界中の人が安心して暮らせるようにということで、国際連合というところで、「世界人権宣言」が提案されました。この日を世界人権デーとして、世界中で記念の行事が行われます。日本でも12月4日から10日までの一週間を人権週間としています。
人権という言葉は何か難しい言葉のように感じるかもしれません。
「人間が人間らしく生きるために生まれつきもっている権利」ということでです。人権を守るということは、国語や算数の勉強と同じようにとても大切な勉強です。
人権を大事にするというのは、「自分を大事にするのと同じくらい周りの人を大事にする」ということ、「自分の嫌なことは他の人にもしない」ということです。
逆に、人権を侵害するということは、いじめ・仲間はずれ・差別・暴力・言葉の暴力などです。けがをさせてしまうことも人権侵害です。
一つの詩を紹介します。
ぼくは 今 2年生です
あまりべんきょうができません
でも
ぼくはぼくなりに
生きています
あたまはわるいけど
がっこうがすきです
これは群馬県の小学2年生の男の子が書いた「ぼく」という詩です。皆さんは、この詩からどんなことを感じますか。校長先生がすごいなと感じるのは、「生きています」というところです。皆さんの中に、「自分が生きているぞ」と感じている人がどれくらいいますか。「学校に行くのが楽しい」「学校が好き」と答えられる人はどれくらいいるかな。
心から自分は「生きている」「毎日が楽しい」といえるために、皆さん一人一人の中にある「やさしさ」や「あたたかさ」「おもいやり」を大切にしてください。そして、一人でも多くの人がこの学校に来ることが待ち遠しく、「学校が好き」と言えるような友だちが多くなるように、自分でできることはないかなあ、とさがしてみてください。そうすることで、御厨小の誰もが幸せになれるでしょう。これで、お話を終わります。